改修計画のインテリア模型
茨城の特別養護老人ホームの多目的室の模型を、オープンデスクの学生さんに作ってもらいました。
平面的には一部壁面がへの字となっています。改修ということで出てきた少し歪な形ですが、それを積極的に生かすことを考え、全体的に「への字」の流れで形を整えています。カウンターも「への字」に曲げることで、部屋全体への構え、開口部への構えが良くなってきました。
天井は、フトコロがあるところで「への字」に折り上げています。模型で茶色の表現をしているところには、タモの突き板を貼る予定です。天井は折り上げたところのみを白く仕上げ、間接照明で照らします。
著者情報
-
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら