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吉本嘉夫/2019年2月

角倉さんのこれまでの作品を写真で拝見し、こんな素敵な建物が自宅になった良いなと思い依頼させていただきました。此方の希望を聞き出すときと、角倉さんのお勧めを提案いただくときのバランスが良く、打ち合わせがとてもやり易かったです。
また、私たちが理解できていなかったり、聞き逃していたことも粘り強く丁寧に説明いただきましたので、納得して話を進めることができました。 建設予定地が狭小地で予算の制約もあり、角倉さんとしても簡単な仕事ではなかったと思うのですが、期待通りの家を作っていただけて満足しております。

吉本さん、レビューありがとうございます。

鉄骨造の吉本さんの家は、鉄骨資材が品薄となり価格が高騰した時期で、スケジュールとコスト調整がなかなか難しかった計画でした。
減額のために、いろんなものを諦めることになりましたが、そうせざるを得ないことをご理解いただけたこと感謝しています。
隣地境界ギリギリまで作る狭小地での建築は、設計と同時に施工の力も大事となります。
今回担当いただい山庄建設の担当者の尽力もあり、小さいながらも、良い住宅ができたと思っています。
今後メンテナンスなどでのお付き合いが始まりますが、これからもよろしくお願いいたします。

初沢浩樹/2017年8月

設計についての考え方や施工事例などに共感し、角倉さんに依頼しました。設計に際し、家族それぞれが実現したいこと、取り入れたい意匠などを1枚にまとめました。間取りについては、固定観念を排除する事で自由な創造が産み出される、との期待もあり、ラフなイメージのみしかありませんでした。いざ、設計段階では、家族間で意見が煮詰まらない時もあったのですが、角倉さんがさらりと方向感を示していただく事に、何度となく助けられ、安心して判断することが出来ました。私たちの生活や嗜好を巧みに引き出し、編集により、まさに「at home」な空間で心地よい日々を過ごしています。建築家の技量への感嘆と良い出会いが出来た事に感謝しています。

初沢さん、レビューありがとうございます。
初沢さんご夫婦は、建築とインテリアとアートの世界への関心がとても強く、いろんなものを見てこられたお二方でした。色々なご要望は当然出ましたが、こちらのアイデアが固まるまで辛抱強く待っていただいたという印象を持っています。
一度案が固まりかけた時、少し違う気がするのでもう一度だけ考えてもらえないかと言われたことは覚えています。
与件を見直し今の案に行き着いたのは、その言葉が大きかったと思っています。いろんなものを見てこられてきたことで培われた直感が働かれたのでしょう。
家づくりにおける施主と設計者の関係の重要性をを改めて感じました。

岡村智仁/2010年12月

当方まちづくりの仕事をしており、広い意味で同じ業界関係者ですが、僭越ながら私の目から見て、他の設計者の方と比べても角倉さんの力は抜きん出たものがあります。 住宅を作る方法は世の中にたくさんあり、私も色々検討しましたが、角倉さんが過去に設計された住宅の見事な空間構成を体感して、お願いしようと即決した次第です。数ヶ月間設計の打合せをさせて頂きましたが、丁寧な進め方で凄く楽しかったです。

岡村さん、レビューありがとうございます。
岡村さん、お褒めの言葉、気恥ずかしくはありますが、この際ありがたく頂戴しておきます。 レビューを拝見して、岡村さんがわずかな手がかりから、私の設計した住宅を、自らの建主へのアプローチで見学されたことを思い出しました。懐かしいです。
楽しい設計でもありましたが、建築をわかってる方との仕事は少し緊張感を感じる仕事でもあったことも思い出しました。岡村さんの一言一言は、重みがありましたね。

Minako Kojima/2015年4月

初めての家づくりは納得のいく建築家の先生にお願いしたいと思っていました。何人もの先生にお話を聞いて、作品を見させて頂き、その中から、自分の好みに合って、間違いのない家づくりをお願いできそうだと思い、角倉先生に依頼致しました。狭小住宅に、あれこれ希望を詰め込んだのですが出来上がった家はシンプルで無駄がなく、住みやすいです。 設計当初のプランの大枠ができた時点で、私にやはり妥協したくない点がでてきてプランの作り直しをお願いしました。その際、嫌な顔せず、よくあることですから大丈夫ですよ、少し時間をくださいと言っていただきました。それから数週間後、条件の厳しい土地に対しての難しい注文だったのですが、それらを叶えた今のプランを持って来てくださいました。いずれの条件も満足するプランを考えてくださり本当に感謝しています。

小島さん、レビューありがとうございます。
設計をする人間は、自分が作るもののクオリティをあげることをいつも考えています。プランの作り直しというのは、そのためのよい機会となることもあります。
プランの作り直しの際に小島さんが仰られたことが当初のコンセプトを諦め、別のコンセプトに移ることができた、きっかけとなりました。
設計を進めていく上で、建主さんがどのように振る舞うかというのは非常に大きなポイントで、小島さんのプランの作り直しは建物のクオリティを上げる良いきっかけとなりました。
設計は建て主との対話の中で進んでいくものだということを感じた設計でした。
これからもよろしくお願いいたします!

志垣有紀子/2014年4月

二世帯をお願いしていたので、それぞれからの依頼に対応いただくのは、かなり大変だったかと思います。 ともすれば、我々の意見を通してしまえば簡単なところを、何故それが必要なのか、とか何故そう考えたのか、というところを突き詰めていただき、本当に何を求めているのかを考えた上で、家づくりができました。また、建てた後のメンテナンスにも多々お付き合いいただき感謝しています。

志垣さん、レビューありがとうございます。
お施主さんからの意見や様々な条件を交通整理するのも我々の大切な仕事の一つです。お施主さんの真意を理解せずに、言われた通りに進めるだけでは、決してお施主さんの望まれたものにならないのではと考えています。意図を汲み取り、お施主さん側の気持ちとなって解決方法を考えていくというのも家づくりのポイントの一つでしょう。
二世帯の難しさは、ご意見が増えるということもありますが、親子とはいえ考え方も変わってくるでしょうから、どちらの考え方にたって判断するのかということなのかもしれませんね。メンテナンスはこれからも、いろいろと出てくるでしょう。長いお付き合いになりますが、よろしくお願いいたします。

瀬野栄一/2010年2月

私は施工会社の営業をやってた頃、お世話になっていた建築家の先生の紹介でした。 大学の先輩で住宅を施工してくれる建設会社を探しているとの事で、ご紹介いただいて 角倉先生と初めてお会いしました。 お会いした時は大変緊張した事を覚えています。 その後、仕事を一緒にやらせて頂く様になり。段々と先生の裏表のない ざっくばらんのところが、一緒に仕事をしていて楽しくなってきました。 仕事では色々有りますが、最後はやっぱり楽しくやりたいですよね。 それを角倉先生とは楽しくやれるんです。 設計者も施工者も目標は一つです。 建築主さんに喜んでもらう事!! そんな仕事の出来る設計の先生だと思います。 今でもお付き合いをさせて頂いておりますが、これからも長いお付き合いの程、 宜しくお願い致します。 いつも、ありがとうございます。

瀬野さん コメントありがとうございます。瀬野さんとは随分一緒に仕事をさせていただきました。
ご自身も設計をされる瀬野さんの目線は、けして工務店側からのものだけではなく、時には施主側や設計者側からもしっかりと見ていただけるものでした。結果いつもバランスがよい仕事ができ、沢山の仕事をお願いすることができました。
リフォーム会社に職場を移されてからは、なかなか仕事をお願いすることも、少なくなりましたが、これからも個人的なお付き合いをお願いできればと思います。
よろしくお願いします。

東友美/2005年6月

はじめての一戸建てで舞い上がってしまい、数多くあった夢と希望(吹き抜け、天窓、バルコニーと庭へのこだわり、大きな窓、浴室、屋上、色味等)を丹念に聞いてくださり、実現可能かどうかを精査しつつ見事に叶えてくれました。今思うと理想がありすぎて望むものが多かった私達に、真摯に向き合ってくださって感謝しています。今も建ててよかったなーとしみじみ思うお気に入りの家です。

東友美様 コメントありがとうございます!<br>
東さんの家は、幅900の帯の中に階段と水回りと収納をコンパクトに収めることで、その他のスペースを大くとるという、良いこともありながら人によっては受け入れられないところもある独特の間取りで、決して僕たち設計者だけでは、行きつけなかった解だった思います。<br>
今でも打ち合わせの図面はありますが、何度もの打ち合わせを重ねて、一緒に行き着いたプランでしたね。<br>
狭小地という条件の中で、いろんなものをバッサリと切り捨てた結果とも思っているのですが、同時に数多くあった夢と希望のいくつかを、おそらく諦めていただいたことかと思います。ご理解いただけた上でのことであればありがたいのですが。。

秋葉俊一/2015年7月

「家は、3回建てると…」と言われるように、私どもは、幸いその機会を得ました。2回は、ハウスメーカーの注文建築でしたが、設計士(角倉先生)さんへお願いで今までの経験にない新発見がありました。 ①「暮らし続けられる住まい」が実感できる。 我が敷地は、住宅を挟み、前と裏に庭があり、特に裏庭はブナの木や菜園等があります。今までの住宅は、表には開口部がありますが、裏側は全て風呂や台所等で閉鎖空間になり、裏庭が見えませんでした。しかし角倉先生は、この景観を家の中でも味わえるような建て方をしてくださいました。高齢になり外に出られなくなっても、最期まで大事にしたい「暮らしを続けられる」そんな建物は、パターン化した建築にはないことでした。 ②「住まい」という環境の心地よさを再発見できる。 カーテンや壁紙を施主側に自由に選んでもらい、それらが主体となるしつらえから、カーテンと壁は、一体化(同色)させ、主役を住人や調度品にして頂けたことは、想像以上に落ち着きのある暮らしになりました。 建てる作品に視点がいくより、住人の暮らし方を大事にしてくださった建て方に、大変満足しています。

秋葉様、住まわれている方ならではのコメントありがとうございます! 秋葉さんのプロジェクトでは、間取りや断面の作り方といった、ベースとなる建築の部分については、僕が主導的に話を進めさせていただいたことと思います。
収納はどうあるべきか、コンセントは、テレビ台やキッチンをどのような作り方をすれば、いつもスッキリするかなどなど、生活の細部の話になると、立場が逆転し秋葉さん引っ張ってくれました。
そしてそれがうまくいっているというのは、いつ訪れても綺麗に整頓された住まい方をされている様子が示しているだなと思っています。
昨年はソファの相談でお伺いしました。また何かあればお気軽にご連絡ください。

東孝彦/2005年6月

東京都心の狭小住宅プロジェクト。施主としてのこだわりを重視していただきながらも、長年の経験からの助言には、長く住んでこそわかるよさがあります。住宅の設計には一生のうち何度もたずさわるわけではないからこそ、プロを選んでよかった、と改めて思わせてくれました。ちょうど北京オリンピック需要で建築素材の値段があがるときだったこともあり、相見積もりに加えて、設計監理的には難しい分割発注などを駆使して、丁寧に進めていただいたのが印象に残っています。また築12年経ちますが、経年劣化する箇所についてもアフターケアをしっかりしていただき、満足の行く生活を送っています。

東さん、レビューありがとうございます!都心の限られた土地での戸建て住宅は東さんのところが初めてでした。今振り返ると、わかっていないことも結構ありましたが、このプロジェクトで僕も色々と勉強をさせてもらったことと思っています。このプロフェクト以降いわゆる狭小地のプロジェクトを続けて手がけることとなり、経験を生かすことになりました。これからは、もっぱらメンテネンス等のおつきあいとなりますが、よろしくお願いします!