工務店の選び方、アフターメンテナンス

事務所に、先日知り合った、Aさんが相談のために来所。直接の相談内容は、「所持している賃貸住宅の給水方式を、受水槽から、直結給水方式にした方がよいか」というもの。しかし、本当の悩みは、建物のメンテナンスのあり方だった。
築後25年建った、お手持ちの賃貸住宅では、Aさんの想像以上のメンテナンスが生じている。工事をおこなった工務店任せにしているのだけど、こんなにアフターケアにお金がかかるのかと思うぐらい、いろいろと費用がかかっているとのこと。

  1. 工務店任せにしてきたが、このまま信用してつきあっていっていいのか
  2. このまま、費用を賃貸物件にかけ続けてよいのか。将来的なメンテナンス計画をたてたいのだが、工務店は対応をしてくれない

というのが悩みのようだった。2の項目を設計事務所がおこなえるかが、僕への本当の相談だった。自分が設計をおこなった場合は、担当の工務店と相談しながら、何らかのことはできるだろうが、内容がよく分からないものをこちらがおこなっても、Aさんにとってのメリットもないというのが、こちらの判断。その旨をAさんにお伝えする。
工事契約時においては、やはり安い工務店というのが、ほとんどのクライアントの判断だけど、建物との付き合いはとても長い。その長い期間、一緒につきあっていくことができる工務店であるかどうかというのも、大きな選定理由のポイントであることを、改めて感じた。