ラムダ、墨入りモルタル、ベントキャップ


戸越公園の家の足場がようやく外れた。
外壁は、昭和電工のラムダ。耐火建築物のため、組合せ耐火工法を使っている。
道路をはさんで向かい側に、戸越公園があるのだけど、それに対する横長のリボンウィンドウは、丁度半透明の養生シートがまだついているところ。
大判のガラスの搬入が遅れたためだけど、先ほど小川建設さんのブログを見たところ、無事ガラスもついたようだ。(こちらの写真の方が良いです)
 

クライアントにも来ていただき、土間部分に使う、モルタルのサンプルを皆で見る。ただのモルタルが、どうも好きでないというご要望を受け、墨入りのモルタルや、墨入り洗い出しモルタルを用意してもらったが、どうもしっくりこない。外壁ラムダのグレーと近すぎるので、全体としてもったりしてしまうというのが、僕とご主人の意見。であれば、普通のモルタル仕上げか、白をいれた形にするかなどを話し合ったが、なかなか話がまとまらず、これは次回持ち越し。
 

この日は、ベントキャップのための穴明けをおこなっており、結構な騒音。なかなか話もしづらい。ちなみにアトリエ系設計事務所が良く使うのが、外壁からの出寸法が小さい丸いタイプのもの。写真は、西邦工業の製品。
 

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら