ロフトの固定階段

松戸市にできた公園前の家では螺旋階段でロフトに上がるようになっています。

ほぼ設計完了の三鷹にできる住宅では、スペースの関係で可動梯子でのアプローチを考えています。
三鷹市では「小屋裏物置等の取扱いについて」というページを、2022年6月現在公表しています。可動梯子としましたが、階段部分を小屋裏物置等の面積に算入することを条件に、三鷹市では固定階段の設置を認めています。

区の判断に従う確認審査機関と内規で判断する確認審査機関
都内某区での設計案件はある民間審査機関に確認審査業務を依頼しました。審査機関のロフトの固定階段の取り扱いは様々です。建設地の主事判断に従うという方針のところもありますし、自分たちの内規に従い判断するというところもあります。某区の判断は固定階段不可でしたが、この審査機関の内規で固定階段が認められているため、ここでは確認済証は固定階段ありでも交付されることがわかりました。(ただし某区の判断より厳しいロフトに関する内規もありました。)
2022年6月現在公表されている品川区の「小屋裏収納の取扱い」では、固定階段を認めないと規定しながら、「指定確認検査機関に建築確認を申請する場合は、申請先の機関にご確認下さい。」の一文があります。それを考えると、この確認審査機関の判断も問題ないのかもしれません。

長期優良住宅などで区に図面が回る場合、区の判断の考慮も必要
この住宅では、長期優良住宅の取得を考えていました。長期優良住宅は最終的に図面が某区にまわることになります。この場合は審査機関も区の判断を考慮するようです。長期優良住宅を選び可動梯子とするか、長期優良住宅をあきらめ固定階段にするかを施主と協議をして、このケースでは固定階段を優先することにしました。

最近はほとんどの場合民間の確認審査機関に提出することになります。ロフトの件に限らず法文に明記されていない事項はまずは審査機関への確認が必要です。審査機関が行政の判断に従う場合や、行政に長期優良住宅や低炭素住宅で図面がまわる場合は、行政での確認も必要です。

関連記事