REHAB | Herzog & de Meuron

バーゼルのリハビリセンター | YEAR : 2002年 | LOCATION : Im Burgfelderhof 40,4056 Basel

Karl Moserの教会からは、空港方向に向かうバスに暫く乗る。バス停からフランスとの国境近くを暫く歩くと、ヘルツォークのリハビリセンターに着く。重度の障害を負った人のためのリハビリセンターとのことだ。
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外部には、木が多用されている。木ルーバーで全体の意匠がまとめられている。木ルーバーのジョイントにプラスチックのようなものが使われていたが、このディテールが面白い。
屋根に樹脂製の波板が一部使われていたが、別に造られた小さな駐輪場も同じような意匠でまとめられていた。駐輪場の意匠も凝っている。
内部空間は、外部と印象が大分異なる。色使いや、素材の使い方まとめ方は、医療・福祉施設とは思えないほど大胆だ。日本の福祉・医療施設は、住宅を思わせるような、スケールの小さな空間を最近は指向しているが、この施設はそれとは真逆で、大らかな空間だった。

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら