KUNSTHAUS BREGENZ | Peter Zumthor

クンストハウス・ブレゲンツ | YEAR : 1997年 | LOCATION :Karl-Tizian-Platz, 6900 Bregenz

スイス6日目、今回のツアーも後半戦。前半戦は、Herzog & de Meuronの建物を中心に見学してきたが、後半戦はPeter Zumthorの建物の見学が中心となる。後半戦初日は一番ハードな行程。
朝8時にBernを出て、11時前にオーストリアのBregenzへ。ここでは、クンストハウス・ブレゲンツを見学。
13時前にBregenを出て、再びスイスに戻り、14時半にChurへ。ここでは、二つほど小さな建物を見学。
15時半にChurを出て、17時にValsへ。Therme Valsを見学して、この建物に宿泊。いずれもPeter Zumthorの建物の見学。
これほど強硬なスケジュールになったのはクンストハウス・ブレゲンツを無理矢理旅程にねじこんだから。最初は予定していなかったのだが、友人の建築家に是非見に行くべきとのアドバイスを受けた。
それだけに、展示のオープニングセレモニーのために臨時休館であることを、現地で知ったときは、がっかりした。事前にもっとホームページを読み込んでおくべきだったと悔やむ。
ただ、仲良くなった職員さんが、(この方日本の京都の大学で非常勤をやっているということで親切でした)ちょっとだけなら、中を見ても良いよといってくれたので、1階エントランスと2階展示室を少しだけ見せてもらう。
KUNSTHAUS BREGENZ1
KUNSTHAUS BREGENZ2
KUNSTHAUS BREGENZ3
KUNSTHAUS BREGENZ4
KUNSTHAUS BREGENZ5
外観は、ステンレスの金物を使い、1枚1枚が際立つ鱗のように張られたガラスが特徴的。躯体からは持ち出されて、ダブルスキンとなっているのだが、そのディテールと必然性は不明。内部空間は、コメントできるほどの見学はできず。
この美術館は、すぐ近くに別館があり、そこにはズントー建築に関する展示があります。ご興味がある方はどうぞ。

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら