床スラブの打設

竜泉の家は、中間検査から3週間たった。本日現場に立ち寄ったところ、床スラブが出来上がっていた。柱・梁・床・階段と全ての構造体が出来上がった段階で、建物の骨格と言えるようなものがよく分かる。
(多くの設計者は、構造だけが立ち上がったピュアな状態が好きです。)
3階の床。吹き抜けと居室の床がリズミカルに並んでいるのがよく分かる
3階床スラブ
2階の床。吹き抜けをわたるブリッジの下は、コンクリート打ち放し。他の床のコンクリートの下はデッキプレートなのだが、ここだけは型枠。しばらく下からのサポートは外せない。
2階スラブ
1階の床。外壁廻りの細かい立ち上がりや、お風呂の部分の欠き込みは施工図で何度もやりとりをしたところ。丁寧に造られていた。
1階スラブ

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら