タイガーパイル工法、隣地の越境

竜泉の家は、先週前半にて、地盤改良を行う。今回は、トラバース社のタイガーパイル工法。この工法は、ソイルセメント工法と鋼管杭を組み合わせたような工法で、荒川の家に引き続き2軒目の採用となる。荒川区や台東区のような地盤状況においては、この工法が向いていると、構造事務所から聞いている。
既存家屋の解体後に分かったのは、隣地に建つ古屋の戸袋や換気扇が敷地境界を大きく超えていること。今後のこともあるので、クライアントを通じ、越境部で可能なところは解体してもらうつもりだ。しかし杭の打設時には間に合わない。結果として一部の杭が予定より400ミリ程度ずれて打設されることになる。
これに対しては、今後基礎の形状の変更にて対応することになる。

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角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら