vol.35 ロフト

ロフトは、天井高さが1.4m以下であるなどの法規上の基準を満たせば、容積率算定上の床面積に不算入となります。
狭小地などで床面積が十分に確保できない時の+αの面積として考えられることが多いです。しかしいくつかの細かい基準がありますので、設計事務所などを通して行政などに確認をする必要があります。

公園前の家 / 収納

この家では、収納スペースとしロフトを考えました。当初はこの部屋にハッチを設け屋上に上がることも考えましたが、ロフトから外部への出入り口は設けてはならないことを行政に確認をして取りやめました。ロフトの制限は開口部の大きさやロフトへの上がり方(階段や固定ハシゴはダメというところもあると聞きます)、必要以上の電気アウトレットの制限(居室としての使用を制限するという意味だと思いす)などが決められていることがあり、行政によって基準が様々であることがありますので、事前確認は必須だと思います。

公園前の家 / 収納

リビングから見たところで、右上がロフトとなります。建て具をつけることをご提案したのですが、見せる収納を目指されるとのご意向を受け、リビングから見えるロフトとなっています。

K邸 / 収納

この家のロフトはキッチンの上にある収納スペースです。ロフトへは、可動ハシゴで上がっていきます。

H•N邸 / リフォーム

リフォームで設計したロフト。屋根をかけ変え、小屋裏を表しとして畳の部屋の上をロフト空間としました。上部が空いているので奥の個室と手前のLDKが繋がります。

向ヶ丘の家 / 子供部屋

この家のロフトは、子供室の上に作りました。男の子二人の部屋を半地下のワンルーム空間として、高い天井高さを利用してロフトを作っています。ロフトの上で寝ることもできるし、収納とすることもできると思いますが、小さな子供室の面積を稼ぐために作ったロフトです。

柿の木坂の家 / 子供部屋

この家のロフトは3階に作られた子供室の勾配天井を利用して作りました。3階は女の子二人のためのスペースです。3階だけで十分なスペースはあるのですが、予備のスペースとして考えられました。

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