Conference Pavilion | Tadao Ando

コンフェレンス・パビリオン | YEAR : 1993年 | LOCATION : Charles-Eames-Straße 2, Weil am Rhein, Deutschland

安藤さんの建物を久しぶりに見る。こぢんまりとしたスケール感は、学生の頃に感動した安藤さん建物に近いものがあり懐かしかった。忌憚なくいってしまえば、最近の建物、特に大きな建物にはあまり関心がない。(それほど優れたものとは思えない。)安藤さんの作り方とそれに適した建築の大きさには関連性があると思う。
ヴィトラの建物は、その多くを地下に埋め建築の存在感を押さえたもの。しかし、地下に降りる時に感じる空間体験はしっかりと計画されたもの。抜かりはないですね。Conference Pavilion1
Conference Pavilion2
Conference Pavilion3
Conference Pavilion4

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら