手摺の納まり

竜泉の家は、耐火被覆工事が終わり、軽鉄による壁下地が組み上がってきている。内部階段に手すりがついた。
階段手摺
階段もきれいに納めるのには苦労するが、手摺はそれ以上に検討に時間がかかることも多い。手摺の構成は、最近は、トップレール27.2φ、手摺子21.7φ@1200程度、横桟13φで造ることが多い。
手摺の納まり
難しいのは、踊り場の折り返し。ここがイレギュラーになると結構てこずる。トップレールの高さがの違いをどこで吸収するか、その時横桟がうまく納まっているか、があえて言えば、大きなチェックポイント。できるだけリズム感があり、自然に納めることを念頭に考えながら、検討している。
手摺の納まり2

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら