表面波探査試験_代々木の木造二階建て二世帯住宅

これから工事が始まる代々木の木造二階建て二世帯住宅の地盤調査。
木造住宅の地盤調査は、スウェーデン式サウンディング試験が使われることが多いですが、時々表面波探査試験を使うことがあります。
スウェーデン式サウンディング試験より割高ですが、地盤補強工事不要との結果が出ることが多いです。また地盤保障保険と一体となっているのが特徴で、万が一の心配も少ないです。
今まで何度か採用しましたが、本日初めて、試験の様子に少し立ち会ってきました。

丸い機械で地面に振動を与えます。


黒い小さな計測器が二つありますが、この間の振動の伝わり方の差を計測して、地面の硬さを評価します。硬いと伝わりやすく柔らかいと伝わりにくい。また振動の周波数を変えることで、地面の様々な深さの地盤の状況を計測できるようです。
スウェーデン式サウンディング試験と同様、建物4隅と中心を計測します。

一週間たった3月22日、検査の結果が届きました。残念ながら地表面から1m程度までが、木造2階建て必要とされている、地耐力20kN/㎡を満たしていないとの結果が出ました。地表面だけの表層改良で良いのかと思ったのですが、杭状地盤補強が提案されました。理由を聞いたところ、表層改良をするとセメント混入により土が重くなり、その重さにその下の地盤が耐えられないとのことでした。表面波探査試験では、必要な杭の情報が得ることができないということで、結局スウェーデン式サウンディング試験が必要となりました。今までスウェーデン式サウンディング試験で地盤改良が必要と言われたものが表面波探査試験で不要となり、良い調査方法と思っていましたが、今回のように2度も試験をする結果となるケースもあるようで、必ずしも良いことばかりではないようです。