隣地境界線ギリギリでのALC外壁の施工(143日目)

浅草橋の現場は、隣地境界線に対して二面がギリギリの位置に外壁(ALC)があります。後から塗装ができないので、通常は塗装品で対応をするのですが、昨今のオリンピックの影響による品不足で塗装品の入荷が1年以上先になる状況のようです。そのため現場に無塗装品のALCが搬入され現場塗装が行われていました。

足場がない状況では、外側からの施工ができないので、ALCを貼り、ALCの目地をシーリングするという、二業種の職人の同時作業で仕事が行われます。シーリングを行う職人がまだ現場に来ることができないので、ALC関係の作業のみが本日は進められていました。鉄骨の梁に、ALCを取り付けるためのスチールのアングル材が溶接されています。

屋上でALCを吊り込むための工夫がなされていました。屋上のデッキプレートには柱脚のようなものが溶接されています。

この柱脚に単管を差し込み、アングル材を横に流します。そして滑車をセットして、ALCをつりこむという進め方になるようです。

この建物では軽量化のため3階の床がALCとなっています。ALCによる床は作られ、これから目地がモルタルで埋められます。

隣地ギリギリに外壁を作ることについて

メーカーに聞いても、工務店に聞いても、足場がない状況でのALCの施工にオッケーを出すところはありません。確実な防水処理ができているかを目視できないこと。また外側からのメンテナンスができないことが大きな理由です。作り手側がやりたくないことは、設計者としてはやりたくないことなのですが、間口が小さい狭小地においては仕方がないことも多々あります。