「都心にタテに住む」ための家
細長い敷地に建つ地下1階地上7階の賃貸併用住宅
高層ビルが立ち並ぶ西新宿に計画した、賃貸併用住宅。B1~3階がテナント、4階がワンルーム住居、5~7階がオーナー住居。敷地は間口4.5m×奥行13.5mの18坪の狭小地です。前面道路は幅員が広く、上層階ではビル街の眺めを楽しむことができます。
もともとここに建っていた木造2階の住宅にオーナーは住んでいました。建て替えにあたり、都心にありながら、光や雨風などの自然環境を感じ取れる家づくりを望まれていました。
外部環境を取り入れられるのは、道路に面した前面と、天空に面した屋上のみ。「自然環境」と、道路越しに望む「西新宿高層ビルへの眺望」を、如何に取り込むかが設計のテーマとなりました。