House,Renovation
北品川の家 東京都品川区 耐震補強と吹き抜けからの明かりを取り入れたリフォーム
計画地 | 東京都品川区 |
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期間 | 2011.10~2012.2(設計) 2012.5~2012.8(施工) |
規模・構造 | 地上2階・木造 |
設計・監理 | 角倉剛建築設計事務所 山田構造設計事務所 |
施工 | 小川建設 |
外部仕上げ | 屋根 / ガルバリウム鋼板 外壁 / モルタルの上吹き付け 開口部 / アルミサッシ |
内部仕上げ | 床 / フローリング(アッシュホワイトブラッシュド)、タイル 、絨毯 壁 / 塗装 、クロス 天井 / 塗装 、クロス |
暗かった一階を明るい空間に
増築とはできないので、床面積は増やせませんが、吹き抜けを新たに作ることで、住空間を豊かにしようとしています。既存の屋根の形状を変え、玄関の上に吹き抜けをあらたに設けることで、暗かった一階を明るい空間に作り直し、二階から一階の玄関を見下ろせるようにしました。
外壁は極力壊すことなく、塗り替え程度にとどめています。内装材の多くは取り外し、断熱材を充填した上で、耐震補強をおこなっています。間取りは、基本的に大きな変更をおこなうことなく、必要とされた収納を追加する程度にとどめていました。
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一軒家のように見える建物は、実際は3軒繋がった長屋で、単独では建て替え等の確認申請が必要となる、工事ができない状況となっていました。 建物の傾きを是正し、法的に問題ない範囲でリフォームをおこない、耐震補強を可能な範囲でおこなうことが、今回の計画です。 建物の傾きは、完全を期すると、地盤を補強した上で、基礎からのジャッキアップをおこなうことになるのですが、予算面で非現実的であったため、土台からのジャッキアップにとどめています。