Facility

おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム

おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム おゆみ野BASE 重度身体障害の方のための生活介護施設とグループホーム
1 / 31
計画地千葉市緑区大金沢町380-23
期間2021.12~2023.3(設計) 2023.4~2024.3(施工)
敷地面積通所1206.74㎡ 
グループホーム1779.72㎡
建築面積通所215.39㎡ 
グループホーム253.58㎡
延床面積通所372.93㎡ 
グループホーム461.34㎡
規模・構造木造地上2階
設計・監理健康設計+角倉剛建築設計事務所
長坂設計工舎
スタジオランプ
シイナケイジアトリエ
施工唐鎌工務店
外部仕上げ屋根/ガルバリウム鋼板一文字葺き
外壁/ガルバリウム鋼板一文字葺き
内部仕上げ床/フローリング、フレキシブルボード
壁/EP塗装
天井/EP塗装、木繊維化粧板
その他写真撮影 吉田誠

おゆみ野BASEは、隣接した敷地に建つ2棟の建物からなる福祉施設である。道路から見て手前にある黒い棟はsmile STATION(スマイルステーション)と名付けられた、通所棟。送迎により重度の身体に障害のある方や医療的ケアが必要な方が通い、生活介護を受けることができる施設である。smile STATIONはアプローチ側に対し、ガラス面を多用した開放的な作り方がされている。ガラス面の先にはvita(ヴィータ)と名付けられた2層吹き抜けの地域交流スペースがあり、将来的には地域に開放して幅広い方にご利用いただくことが想定されている。

 

奥にあるシルバーの棟はLiberty(リバティ)と名付けられた、重度の身体に障害のある方や医療的ケアが必要な方を受け入れるグループホームである。各階6床合計12床の部屋が用意されている。ここを住まいとする方は、日中を隣のsmile STATIONで過ごし生活介護のサービスを受けることが想定されている。建物の平面形はへの字となっている、中央にLDKがあり、両ウィングに3床ずつ部屋がある。LDKは南北二方向にバルコニーがあり、木製建具を開け放つことで、LDKと二つのバルコニーが一体の空間となるように計画されている。

 

両棟とも木造建築物の温かみをインテリアに生かすことを考え、可能な範囲で柱や梁をあらわしとしている。また2階の多くの場所で、屋根の形を天井にそのまま表すことで、変化のある空間を作り出そうとした。ポイントポイントで、間接照明や個性的な家具を設置し空間に彩りを与えようと考えた。

 

smile STATION(スマイルステーション)1階にあるvita(ヴィータ)。ガラス越しに日差しが入り込む明るい空間。二層吹き抜けとなっており、2階の生活介護のスペースと繋がる。地域交流スペースであるvitaでは、様々なイベントを企画し、様々な方に来ていただくことが考えられている。

 

smile STATION(スマイルステーション)2階の生活介護ためのスペース。屋根の形がそのまま天井にあらわれた、ワンルームの空間として計画している。身体の特性によりサービス対応の方法がいくつかに別れるため、腰壁などで緩やかに空間を仕切っている。

Liberty(リバティ)2階のリビングダイニング。北面南面にそれぞれバルコニーがあり、木製建具を開放することで一体の空間となる。

Liberty(リバティ)のグループホーム個室。居室内に洗面台を設けている。支援者向けの洗面台となるが、栄養剤の準備、吸引準備などが居室内で完結できるようになっている。