従来型からユニット型特養への改修
改修計画の内容
特別養護老人ホームナザレ園は、平成元年に最初の建物ができました。それから何度かの増築を重ねて今日に至ります。建設当初からしばらくは、従来型の運用を行なっていましたが、平成20年の増築(オリーブ棟)で初めて、ユニットケア型の運営が導入されました。続く平成21年のA棟東側の改修で新たなユニットが作られました。
今回の計画においては、A棟の残りの西側を中心とした改修が行われました。改修の主な目的は①ユニットケア18名を30名に増やし、地域密着型から広域型に転換すること、②一斉運営されていた当時につくられた大きな浴室を小分けにして、個別運営できるようにすること、③入居者が来所した家族と一緒に過ごしたり、イベントや職員の研修等、多目的に利用できるラウンジを新設すること、の3つです。