敷地は広く戸建てが集まる住宅団地の一角にある。広大な敷地を生かし、地域の核となる福祉施設を作っていきたいという構想を事業者は持っている。その最初の建物として「ナザレ園ひらのテラス」は作られた。
敷地は平野台第9公園に隣接しており、公園からの出入りを考慮して建物を入りすることにした。建物は9床の認知症グループホームと地域に開放される多目的スペース「ひらのスタジオ」からなる。「ひらのスタジオ」をガラス貼りの開放的なスペースとして計画して公園側に面して配置することにした。
計画地 | 茨城県那珂市平野1575番地2 |
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期間 | 2021.12~2023.3(設計) 2023.4~2024.3(施工) |
敷地面積 | 6487.95㎡ |
建築面積 | 351.95㎡ |
延床面積 | 336.59㎡ |
規模・構造 | 木造地上1階 |
設計・監理 | 健康設計+角倉剛建築設計事務所 長坂設計工舎 アウス企画設計事務所 |
施工 | 要建設 |
外部仕上げ | 屋根/ガルバリウム鋼板縦平葺き 外壁/ガルバリウム鋼板一文字葺き |
内部仕上げ | 床/フローリング 壁/ビニルクロス 天井/ビニルクロス、あらわし天井 |
その他 | 写真撮影 吉田誠 |
敷地は広く戸建てが集まる住宅団地の一角にある。広大な敷地を生かし、地域の核となる福祉施設を作っていきたいという構想を事業者は持っている。その最初の建物として「ナザレ園ひらのテラス」は作られた。
敷地は平野台第9公園に隣接しており、公園からの出入りを考慮して建物を入りすることにした。建物は9床の認知症グループホームと地域に開放される多目的スペース「ひらのスタジオ」からなる。「ひらのスタジオ」をガラス貼りの開放的なスペースとして計画して公園側に面して配置することにした。
住宅地の中にある施設であることから建物のボリュームは住宅のスケールに合わせて分節することにした。その分節に合わせて屋根をかけ建物の色を、白・グレー・黒と変えた。今後は条件が整った時点でまずは二期工事としてグループホームを増床することを予定している。
事業者は福祉を軸として地域貢献のためにこの広大な敷地を活用したいという思いを持っている。その思いが実現されることを願っている。