見学会「板橋の家」

郷田修身さんの「板橋の家」を見てきました。現在施工中の「柿の木坂の家」と同様、地盤が悪い場所とのこと。
現地に行くと、近くに緑道が通っていました。「柿の木坂の家」でも敷地の前を緑道が通っています。緑道が前面にあり、環境が良い敷地だなと思っていたのですが、その下は、昔水路だったようで、そのため地盤条件が良くありませんでした。緑道と地盤の関係については、あまり意識していなかったのですが、二つも似たような事例を見て、再認識しました。

階段にグレーチングが使われていました。今迄グレーチングの階段は、どうも足触りが良くなく、自分が設計する住宅で採用するのは、躊躇していたのですが、この階段はその不快さがありませんでした。郷田さんも、以前見た住宅で、グレーチングの階段の足触りの悪さが気になっていたので、目の細かさの選定に注意されたとのことでした。ピッチを計ってみると15ミリ間隔。些細なことで、大分印象が異なるのだなと思いました。