「ジムランビー展」

原美術館の「ジムランビー展」へ。 十和田市現代美術館で一度見ていたので、今回はいいかと考えていたのですが、前の日の夕刊で、会期延長と聞き、それほど人気があるのならばいってみようということで。床面をビニールテープでカーブした縞模様で覆い尽くすという展示なのですが、徹底して床面を同じ幾何学的なパターンで覆い尽くすことで、とてもわかりやすくい強烈なイメージを作り出していました。

原美術館の建物そのものが、カーブしているため、カーブした縞模様が作り出すパターンに、直線的なスペースでは与えられない奥行きが出ているように見えました。所々コンクリートで作られたキューブが、床面に少し埋没しているように見えるように、一部をカットした上で設置されているのですが、これが枯山水のイメージを強くしているように見えました。(逆に具体的なものをイメージさせすぎているようにも思いました。)

床面を全て同じパターンで覆い尽くすという、このやり方は、今迄の原美術館のイメージを大きく変える、空間的なインスタレーションです。強烈な同じパターンが空間を大きく規定するということが体感できたのが収穫でした。