中間講評会
非常勤でお世話になっている大学で、学生の作品の中間講評会。
「どうでした、今年の学生は」と聞かれて、「何だか、できていない人が多いのに、発表のとき堂々としているんですよね。前は、もっとおどおどとしていたんですけど。」
「おどおどとする必要はないとは思いますけどね。でもそういうところは、ありますよね。ゆとり教育の影響なのかもしれませんね。」
知りあいから「今年の学生は、元気があって面白いですよ。」と聞いていました。元気があるのは、良いことだと思い期待していたのだけど、こんな現われ方をすることもあるのだなと、思いました。この大学では、カリキュラムが変わり、4年制から6年制にシフトしています。当然親の負担も変わります。大事にされている学生が集まっていることも影響しているのでしょうか。
「自分が、いかに出来ていないか、ということを骨身に沁みる。」ことを通して、成長していくということがあると思います。(「褒められ、自信をつけて伸びていくというのもありますが。)無根拠な自信と無反省を伴ったまま、どこまで伸びていくことができるのか、少し気になる講評会でした。