アクアレイヤー

代々木の二世帯木造二階建住宅で、サッシと鉄骨階段を確認した同じ日に、アクアレイヤーの工事が行われていました。アクアレイヤーというのは、住宅の床下などに水袋を設置して住宅の蓄熱量を高める仕組みです。

床下の断面図です。大引きの上に、1階にしては少し大きめの90×45の根太が乗せかけてあるのですが、その間の青く塗ったところに水袋をおさめています。アクアレイヤーを床下に使うために今回は基礎断熱としています。赤く塗ったところが断熱材で、先週敷設していました。


工事の様子は途中から拝見しました。根太の間にビニールの袋が設置してありその中にアルミで作られた袋が入っていました。その袋の中に水を注ぎ込んでいきます。十分に水が入ると茶色の機械で水袋の蓋を閉めていきます。
床下には壁掛けのエアコンを設置します。エアコン上部の床には吸い込み用のガラリを設置します。エアコン下方から吹き出された空気は床下に流れ別に設けられた吹き出し用のガラリから室内に戻ります。冷暖房された空気が床下を流れている間に水袋の水温を調整します。水袋からの輻射熱で部屋の冷暖房をおこなるシステムです。水の蓄熱量が大きいため、室温が安定して快適であるのが特徴です。

吹き出しと吸い込みがショートサーキットしないように赤の位置に取り外し可能な仕切り板を設けています。緑で塗った位置にあったエアコンの前蓋は邪魔なので外しています。
アクアレイヤーは2年前の夏にイゼナさんのモデルハウスで体感してから一度使ってみたかったシステムです。どんな効果があらわれるのかが楽しみです。