THERME VALS | Peter Zumthor

テルメ・ヴァルス | YEAR : 1996年 | LOCATION :Therme Vals CH-7132

クールから電車で40分程度でイーランツへ。大分山間に入ってきているので、電車から見る眺めも良く、スイスに来たんだなということを実感。イーランツからは、駅前のバスに乗り40分程度でValsにつく。テルメ・ヴァルスは、ズントーが設計したスパ&ホテル施設だ。とても有名な建物なのだが、増改築であることは、旅行の準備で初めて知った。
ホテルの方は、既存施設の改修だ。そのうちズントーが手がけたのは、SELVA STUCCOと呼ばれるスタッコ仕上げの20室の客室とのこと。その一室に泊まる。
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明るいうちに、スパの外観を見に行く。ボリュームは細長い低層。急斜面に埋められるように作られており、屋上緑化されている。昨日見た、パウル・クレー・センターよりも、周囲に馴染んでいると感じた。外壁は細長い石が積み上げられて作られている。屋上には、細長いトップライトがある。
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客室は、扉と枠周りがスタッコで色つけされている。僕たちが泊まったのは、黒で塗られた部屋。中も真っ黒だった。照明はとても暗く、カメラはフラッシュ無しでは役にたたない。面白いが、けして快適とはいえず、万人にお勧めの部屋ではない。
スパには、食事前と夜中(日によるが夜中もやっているときもある。)早朝の計3回入り、十分に満喫した。水着を着て入るので、温水プールに近い。スパはいくつかに分かれており、それぞれ温度が違う。温度の表示がされているのだが、わかりづらい。また館内には時計もあるのだが、果たして気づく人はどれ程いるのかと思うほどの見づらさ。デザイン優先ということなのだろうが、如何なものか。
スパは屋外にもある。真夜中のとても寒い中での屋外スパはとても良かった。日の出を見ながらもとても良かった。朝の屋内スパはトップライトが美しい。
食事は、宿泊とセットになっていたものだが、とてもおいしい。満足度の高い宿泊だった。

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら