歩道切り下げ

竜泉の家は、いよいよ古屋解体が始まる。解体の前に建屋前の歩道の切り下げをおこなった。
当初の予定では、解体前に、防護柵・植栽撤去、建屋完成後に、歩道切り下げ工事、インターロッキングブロック新設工事の予定であった。

しかし、台東区役所の指導により、工事中は既存のインターロッキングを撤去して、一時的なアスファルト舗装をすることになる。
理由は重機の出入りで、歩道の下の公共設備配管等が下がる可能性があるということ、工事でインターロッキングブロックを破損し、歩行者が怪我をする可能性があるからとのこと。
仕方がないとは思うのだが、結局撤去してしまうものに、費用が発生するのはもったいない。
アスファルト舗装(21000円/㎡)、廃材処分費、保安設備費で30万近い額となってしまった。

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら