外部手摺取り付け
竜泉の家は、外部手摺の取付がおこなわれる。手摺、手摺子とも、丸パイプと丸鋼を使い、溶融亜鉛メッキの上にリン酸処理をしている。手摺子はパラペット立ち上がり下地の鋼材に溶接して留め付け。
今回の手摺は、一部変形させて物干しとしている。
パラペット立ち上がり下地のALCがとりついたところ。
トップレールのジョイント部の納まり。外部手摺の現場溶接は、原則NGなので、鑑識でのジョイントを考える必要がある。ここは鞘管方式で納める。
苦労したのは、13φの丸鋼。施工図の段階で、施行側の提案に対して、二通りの案を記す。
結局半割としたもの同士をビス留めする案を採用。平鋼では良く使う手なのだが、丸鋼でやったのは、初めて。
著者情報
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私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら