黒いライムストーン

リバーサイド青梅の改修部分、玄関の石の選定。黒い石ということは決まっており、アドヴァンのショールームで集めた物を、施主と一緒に見る。

キングブラック(御影石) 磨き 400×400 5500円/平米
上がジェットバーナー仕上げ、この石がジェットバーナーとしたときに一番黒かった。下が本磨き、流石に下足仕様にはむかない。

レザーブラック(御影石) 400×600 8200円/平米
その名の通り、少し皮を思わせるような質感。ちょっと商業施設の雰囲気か。少し汚れやすい。

ヴォルケーノー(ライムストーン) 400×600 14200円/平米
落ち着いた質感で、一番良いと思った。しかし少し汚れやすい。黒いライムストーンがあるのは初めて知った。

クォーツブラック(スレート) 400×400 5500円/平米
スレートの中でもでこぼこが少ないもの。車いすが気になるか。
汚れやすい石は却下。キングブラックは、磨きは下足仕様で使うにはやはり抵抗があり、ジェットバーナーは、少し地味。多少の凸凹は良しとのことで、クォーツブラックとなる。

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら