「都市・狭小」に住む_6

26kmh_A02一般図1*.mcd  v2013
左は、小金井の家敷地は30坪と狭小地ではないのですが、建坪率が40%と大変厳しい。結果として右の神楽坂の家と延床面積としては、大差のない住宅となっています。ただ、建坪率に関係のない、パルコニーは取ることができます。そこで周囲に対しては積極的に開口部は取り、バルコニーにステンレスのメッシュを貼り、スクリーンをつくり出すことで、ぼんやりとした目隠しをつくることにしました。
それに対して右の神楽坂の家は、周囲に対しては必要最小限の開口部としています。中庭とトップライトを取り、内部空間はそこから光を採ることにしています。
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小金井の家の外観です。二つの道路に面した変わった敷地なのですが、その両方に対してステンレスのメッシュを貼られたバルコニーを作っています。1階の大きな開口部は丁度吹き抜け上部なので、道路から直接、生活がのぞき込まれる事はありません。
下の4枚の写真は神楽坂の家。外部に対しては、キッチン前の横長の2窓と、法的に必要な非常用進入口でもある、3階子供室の窓だけとして、極力閉じています。それに対して3階の中庭と一番奥にあるトップライトに対してオープンな作り方にすることで、充分な光を室内に取り込んでいます。
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狭小地での住宅では、都市に対しての住宅の構えは必ず考えなければならないテーマです。しかしその回答はお施主さんの感性であったり、敷地のとらえ方によって様々なバリエーションを生み出すことが出来ると思います。