ウィーン郵便貯金局

ウィーン郵便貯金局 オットーワーグナー 1904~1906
今年のゴールデンウィークに、中欧に行ってきた。
今回の目玉建築物のひとつ。

局面のガラスの天井、床はガラスブロック。明るくて、透明感がある空間。

ガラス天井を支える柱。アルミが使われている。照明と一体的に考えられている。

止め付け方等を、即物的に(あるいは、装飾的にといっっても良い気がする)見せるのが、全体を通しての特徴。「透明性が高い空間と、工業製品のザッハリッヒな扱い」がこの建物の二つのうり。

柱のように作られた、空調吹き出し口

ガラスブロックの床

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら