安藤忠雄初期建築原図展

来週23日で終わる、安藤忠雄さんの展覧会に先日滑り込みで行ってきました。

 

この展覧会ではタイトルにあるように、初期の建物の図面の展示が行われています。安藤さんの図面はとても美しい図面です。工事のために作っている図面なのですが、このような展覧会に出品されることを前もって予想しているかのような図面です。内容が工事会社に伝われば良いという図面ではなく、プロジェクトに対する思いやエネルギーを伝えたいという図面という言い方もできるかもしれません。先日ある先輩が、安藤さんのことをエネルギーの塊と行っていましたが、図面からも伝わってきました。

どうでもいい話ですが、TIME’S Iの解説に出てきた高瀬川の治水を行った角倉さんは、少しだけ私のご先祖様に関係があるようです。大分で似たような事業を行ったので、角倉の名前をもらったと聞きました。どうでもいい話でスミマセン。

休みの日は、岩崎邸からの入場となるので、岩崎邸も久しぶりに見てきました。見所のインテリアは、残念ながら撮影不可です。

岩崎邸の前にある湯島ハイタウン。30代で事務所を始めた頃に事務所として使っていました。

 

展覧会後に友人が予約してくれていた、近くのda GIORGIOというピザ屋はなかなかおすすめです。

 

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら