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角倉剛建築設計事務所の考え方
●好きなこと
美味しい食事とお酒と旅行。都合が合えば、お施主さんとも良く食事に行きます。

●苦手なこと
堅苦しいこと全般。団体行動や大勢での集まり。昔は義理でお付き合いしてましたが、本当に好きでないときは断ることも増えてきました。

1)問題解決としてのデザイン

表面的で装飾的なものもデザインと呼ぶこともあります。例えばデザイナーという言い方には、少しそのニュアンスを感じるので、私はそのように呼ばれることに抵抗があります。

私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。様々な条件を読み取り、その中での最良の解決方法を探し出すことです。もちろんそれは審美性を持った解決方法としたいと思っていますが、問題解決を伴わないデザインを考えることはあまりありません。

住宅でいえば、家族の望ましい生活のあり方や、建てる場所での制約、コストの制約などの条件があると思います。 その中でどのような住宅のあり方が望ましいかということを考えるのが、住宅設計の目的であり、デザインです。
私は、住宅の設計においては数多くの案を検討します。自分がやってみたいからという理由だけで案を決めることはありません。最も理にかなったベストな案が見つかるまで、何度も案を検討します。

工務店さんであれば、お施主さんが言われた通りに作るのでしょうが、それでは設計にならないので、いろんな角度から見直し、お施主さんとともにベストと思える案が見つかるまで検討します。 時には30、40案の検討となることも珍しくありません。案の検討は、お施主さんとの打ち合わせと並行して行なっていきますので、打ち合わせの頻度も自然と多くなります。

2)表面的なものとしてのデザイン

インテリアや外装材は案の方向性に馴染んだものであってほしいと考えていますが、私の中ではどちらかといえば、表面的なものとしてのデザインの方に属するので、お施主さんの好みを読み取ることを第一に考えたいと思っています。洋服の好き嫌いの延長とも捉えています。ただしコーディネート役は必要で、それが自分の役割かと思っています。

程度にもよりますが、建売住宅で使われるようなレンガ調のサイディングとか、フェイクの度合いが強いものを受け入れるのは苦手かもしれません。
メラミン化粧板の木目調ぐらいのフェイクは大丈夫です。

3)家づくりにかかるお金のことと土地探しのこと

家を作るのにどれくらいお金がかかるのか。一番最初にぶつかる壁の一つだと思います。工事費と設計料以外に、どれくらいの費用がいるのかは、すぐにはわからないことかもしれません。
簡単な資金計画であれば、こちらでも対応しますが、場合によっては提携している、ファイナンシャルプランナーと協力して資金面のサポートをします。

もし土地探しからということであれば、良い不動産会社を紹介しますので、チームを組んで取り組むのがベストです。
ご紹介する不動産会社は、無理の無い資金計画をたてて、建物や土地にどれくらいお金をかけるべきかという、ファイナンシャルのサポート面がしっかりしたところです。
土地の売買だけを行う不動産会社ではなく、トータルな資金を考え適切な土地を探そうとする不動産会社です。お金と土地と建物を考えることができます。

4)狭小住宅

「Works」のページを見ていただければわかると思いますが、私の事務所は、都心の狭小地での住宅の設計例が多い事務所だと思います。
それは、最初の頃に、西新宿YKビルと東・佐藤邸という二つの狭小地での住宅を作ったことがきっかけです。類は友を呼ぶのか、似たような事例を頼まれることが多くなり、いつのまにか、狭小地での住宅が増えてきました。

ハウスメーカーで一度検討をされた方がいらっしゃることも多いです。狭い土地で企画住宅を作ることが無理であること、思ったよりお金がかかることがわかり、来ていただいた方が何組かいらっしゃいました。

限られた予算で街中に家を作ろうとすると、どうしても狭小地にならざるを得ないと思います。それでも便利な場所に住みたいという気持ちは、理解できるので、制約も多く、大変なこともありますが、前向きに取り組み、質が高いものを作っていきたいと思っています。

5)エコ住宅

2020年には、新築住宅の断熱性能などについての説明が義務付けられます。高い断熱性能を持つことなどは、これからの住宅には必要とされる性能だと考えていますので、標準スペックとしていきたいと思っています。
また、床下エアコンによる全館空調システムや、蓄熱技術による熱環境の安定化などの様々な技術が、快適な熱環境のために考えられてきています。
+αの技術ですが、必要に応じてご提案していきたいと考えています。

6)福祉施設

福祉施設にも取り組んでいます。多くの場合大学の同級生である健康設計の井上さんと共同設計で取り組んでいます。福祉施設では、住宅のような居住空間の心地よさが求められています。普段住宅系の仕事が多いので、その延長として捉えたいと思っています。
また最近の福祉施設は、地域との関わりを重視しているので、開かれた施設造りを考えることが多くなりました。共感できる興味深いテーマなので、しっかりと取り組みたいと思っています。

Housing / 公園前の家